海外旅行必需品・三井住友VISAカード!
私が自分のクレジットカードを初めて作ったのが大学1年生の時。大学生協で申し込んだ三井住友VISAカードでした。母親からは「絶対クレジットカードは作っちゃダメ。現金主義で生きていきなさい。」と言われてはいましたが、1ヶ月の語学研修の為ポーランドへ行くことが決まった際、教授や先輩たちからは「クレジットカードは必須だよ。現金を持ち歩いてたら絶対盗まれるか危険な目に遭う。あと、キョロキョロしているとスリの標的にされるからサングラスも買っておくこと!」と色々アドバイスを頂き、ポーランドってそんなに危険な国なの!?と不安になったことを覚えています。真面目にアドバイスを聞いた私は、一緒に語学研修に参加する大学の友達とサングラスや首からつるす貴重品ポーチを買いに行ったりしました。(結局私にサングラスは似合わず持っていったものの使いませんでしたが・・)
クレジットカードの件も、大学の教授がそう言うのなら、ということでカードを持たない母親も作ることを了承し、ちゃんと保証人になってくれました。もちろん「無駄遣いはしない」という約束が条件でしたが。
大学生協で作った三井住友VISAカード、それはカード裏に自分の顔写真を載せることができて、不正利用防止にはもってこいでした。もちろん年会費・入会費はタダでした。
1ヶ月の語学研修でポーランドに行った時は、日本から持って行った日本円はだいたい5万円でした。ですがほとんど使わなかったです。ポーランドの街角にある外貨両替所(カントル)では日本円のレートがよろしくなく、かといって無愛想なポーランド人相手に銀行で両替手続きする度胸がなかった私と一緒に行った友人は、ATMマシーンで現地通貨のズオティを引き出していました。以外にもポーランドは多くのATMマシーンがあり、もちろん英語表記で引き出しが簡単にでき、かつ24時間OPENでとっても便利でした。お土産も、ほとんどのお店ではVISAがOKですのでカード払いで済ませました。とにかく日本と違ってポーランドは治安がよくないので現金は持ち歩かないようにしていました。といっても、ポーランドに限らず、日本ほど治安の良い国はありません。終電に乗って女性1人で家まで歩いて帰ることが普通にできるのも日本くらいのものではないでしょうか。
また、私が大学3年生の時に日本の大学を1年間休学しポーランドへ留学した際も、三井住友VISAカードは必須でした。特に2001年に東欧諸国1人旅に出かけた時、現金は持たずこの三井住友VISAカードを頻繁に利用しました。2週間かけてリトアニア・チェコ・オーストリア・スロベニア・ハンガリーを電車で旅しましたが、その旅行中はパスポートと三井住友VISAカードは首からぶら下げる貴重品ポーチにいれてました。これを盗まれたり紛失したら路頭に迷って帰ってこれなかったと思います(笑)
国を移動する度に、必ず駅にはATMマシーンがあるのですぐに必要最低限の現地通貨を引き出していました。
カードを持たずに現金を大量に持ち歩いていたら、いつ盗まれるかと不安で観光楽しめなかったと思います。最初は初めての1人旅、とても不安だったのですが、「地球の歩き方」を片手に無事2週間の旅行を終えることができました。そうそう、おもしろい話を聞いたのですが、ヨーロッパ人は、日本人を中国人や韓国人とどうやって区別するかというと、「地球の歩き方」(Blue
guide book)を持っているのが日本人!とのことでした。
2002年の元旦、ギリシャにいた私は貴重な体験をしました。
その前日までは、ギリシャ通貨であったボロボロのドラクマがATMから出てきたのに、もう2002年からは汚れと皺ひとつないユーロ紙幣がでてきたのです!
ギリシャ人の友達と一緒に「なんかおもちゃの紙幣みたいだねー。」と興奮したことを覚えています。自分がヨーロッパの歴史の転換期(ユーロへの移行)をリアルタイム、しかも初日に体験できたのが嬉しかったです。
大学を卒業後も何回か海外旅行に行きましたが、いつも現金少なめ三井住友VISAカード必須というスタンスです。日本円は空港と自宅間の交通費と空港内でのお茶代だけで用がたります。あとは現地についてからATMマシーンからの引き出しです。
最高で3枚ほどクレジットカードを持っていた時期がありましたが、結局海外で多く使用できるのがVISAということを聞き、他のカードは全部解約し、社会人とし働いている現在は三井住友VISAカードカード1枚だけを持っています。そして海外旅行に行くときは、私はそのカードといつも一緒です。
Sophie 11 April 2006
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