イギリス渡航はVirginで！
前回のイギリス出張の際、初めてイギリスの航空会社Virgin Atlanticを利用した。そこで思いもよらない感動体験をしたので紹介したい。
ときは、3月末。東京―ロンドン間のロシアの上空だっただろうか。食事も終わり、眠る人、映画を見る人、ゲームをする人、それぞれが自由な時間を楽しんでいるその時、私の名を呼ぶアナウンスが！
｢Is there Ms ○○？ Please contact
the nearest cabin attendant.｣
卒業旅行シーズンも終わり平日だったせいか割りとすいていて、周りのほぼ全員のエコノミー乗客がシートを移動していた。私も例にもれず移動していたため、乗務員の方は私がどこに座っているのかわからなかったらしい。（えー？何だろう。何か緊急に知らせなければならないようなことがあったのだろうか。）どきどきしながら、乗務員を呼ぶコールボタンを押し、｢ここにいます｣と伝えたら、間もなく、2、3人の乗務員が何やら大きな箱を持って登場！
びっくりした私に、｢あなた宛に、あなたの会社△△の同僚さんからお誕生日のケーキが届いてますよ、お誕生日おめでとう！｣とケーキを渡してくれた。えー！なんで会社の人は私の誕生日を知っていたのだろう。しかもこんな空の上で祝福されるとは！驚きと感動を隠せずに一人ではしゃいでいる私に、｢一人旅？イギリスは旅行？それとも仕事？一人分にしてはたくさんだけど、これからまだまだ長旅だからゆっくりケーキを楽しんでね、楽しい旅を！｣と乗務員達は口々に祝福の言葉を述べ、お皿、ナイフ、フォークとケーキの箱を置いて去っていった。周りの人も何があったのかとこちらを見て、ああ、お誕生日ね、とわかったらしく口々に｢おめでとう！｣の祝福を言ってくれた。
ケーキは、イチゴとブルーベリーのショートケーキ。甘さもちょうどよく、とても美味しいのだけれど、4人で食べてもまだ食べきれないほどの大きさ！きゃー、この感動を誰かに伝えたい！と私は近くに座る元教師という男性におすそ分けをした。その方も｢空中でお誕生日を祝うとはおしゃれですねえ｣と言って喜んで食べてくれた。
こんな体験が飛行機の中でできるなんてほんとにびっくり。心細い一人旅を癒してくれた。会社のみなさん本当にありがとう！こんな素敵なサービスがあるなんて多くの人は知らないのではないだろうか。Virginのサイトとかにも載せて案内すればいいのに！
Virginのよさはそれだけではない。機内の雰囲気もすごくよくて、なんだかちょっとおしゃれなラウンジ風。さすが、サー･リチャード･ブロンソン！音楽業界から発展したせいか、機内の映画やMusicプログラムも豊富でしかも最新だった。もちろんスクリーンが各シートについているので、いつでも好きな時にプログラムを見られる。（スタート時間も機内で一斉にでなく、各自でコントロール可能！）
今までは、関西在住ということもあってイギリス渡航の際は、関空から直行便のある日系エアラインか、アジアからの乗り継ぎ便しか利用したことがなかったけど、関東地区以外のみなさんもVirginに乗る価値あり！です。
それと、自分が乗らなくても、今度友達/恋人/家族がお誕生日間近に搭乗するときは、是非このサービスを利用してみては。本当に驚くし、感動されること間違いなしです！
ケーキの依頼は、Virginに電話をして、搭乗日、便名、名前などを伝えればアレンジしてくれるそう。
Virgin
atlanticのホームページ
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