算数について
最近某CMでもよく見かけるようになりましたが、イギリスと日本では指導方法がだいぶ違うようです。今までの経験や、知人からの話によると算数の教え方の違いがかなりあるようです。
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留学時代の経験から言うと、イギリス人は計算(暗算)がどうも苦手なようです。
スーパーのレジやバスで料金を払う際、端数分を余計に出す(例えば3ポンド20ペンスを支払いたい時に、5ポンド札と20ペンスを出す=2ポンドのおつりでOK!)と『何で?』という風な顔をされ、そのまま返されたりします。というか、こちらがまさに、『え?何で返すの?』という感じですが、おつりがシンプルになるという事を気づいていないのでしょうか??この時のショックはイギリスで色々なカルチャーショックを受けた中でも、かなり大きなものでした。
さらに、おつりを返す際、払った金額におつりの金額を足していくという不思議な計算をします。最初は意味がわからず、しばらくしてからなるほどと思いましたが、私は最後までこの計算方法に慣れることはありませんでした。おそらく日本円と違い、ポンドとペンスの2つの単位があるので、このやり方の方がおつりがいくらになるか分かりやすいのではないか・・・、という結論が私の中では出ていますが。本当のところはわかりません。
また、日本の九九はその名の通り9×9までですが、イギリスでは12×12まであるそうです。(インドでは20×20まであるそうですが・・・)ただ、日本では九九をリズムで覚えたり、完全に覚えるまでテストされたりしますが、どうやらイギリスでは暗記するまでやらされる事はないようです。それもあってでしょうか、きちんと暗算で計算出来る人はほとんどいないらしいのです。おそらく、授業で計算機を使うのも理由の一つかもしれません。
イギリスで九九をすらすらっと言ってしまうと、かなり尊敬のまなざしで見られるかもしれませんよ。
Sayo 2006/06/30 |
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