Isle of Man (マン島)
マン島は、イングランド、スコットランド、アイルランド・ウェールズの真ん中あたりにある島で、法的にはイギリス(連合王国)の一部ではなく、自治権を持った英国の属国。
首都はダグラス市(Douglas)で、国旗の3本足は独立のシンボル。
独自の政府を持ち独自の通貨(マンクスポンド)を持つが、GBP Sterling(英国ポンド)も問題なく利用できる。
5月末から6月にかけてのバイクレース(TTレース)で大変有名なマン島だが、Jersey(ジャージー島)やGuernsey(ガンジー島)に代表されるチャネル諸島と同じくOffshore(オフショア)とかTax
haven(タックスヘヴン)と呼ばれる税金の優遇措置を取られている地としても知られている。
マン島の人は、英語以外にManx(マンクス/Gaelg)という独自の言葉もしゃべる。
語源はケルト系のスコティッシュやアイリッシュなどと同種のゲール語。
近年、ほとんど消え去られていた言語だが、もう一度マンクスを見直す動きが出てきている。 |
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イギリスの小島
サブメニュー
1)シリー諸島
2)マン島
3)スカイ島
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マン島へのアクセス:
By Air to Isle of Man(空路で)
6つの飛行機会社で以下の都市からフライトが可能。
Airport |
Airlines |
London
Gatwick |
British
Airways |
London
Luton |
British
Airways |
London
Stansted |
Euromanx |
London
City |
Euromanx |
Glasgow |
Euromanx
& Loganair |
Belfast |
Euromanx
& Flykeen |
Dublin |
Aer ArannとEuromanx |
Newcastle |
Eastern
Airways |
Manchester |
British
Airway |
Leeds-Bradford |
Eastern
Airways |
Blackpool |
Flykeen
& British Northwest Airlines |
Liverpool |
Euromanx
& Emerald Airways |
Birmingham |
Eastern
Airways & Flybe |
Bristol |
Eastern
Airways |
Southampton |
Euromanx |
By Ferry to Isle of Man(マン島へフェリーでのアクセス)
Heysham, Liverpool, Dublin, Belfastの4都市からThe
Isle of Mann Steam Packet Companyというフェリー会社がDouglasまでフェリーを運行。フェリー乗船時間は、高速船だとそれぞれ2時間半から2時間45分。Douglasのフェリー乗り場にはインフォメーションセンターもあり、町までは徒歩5分と便利なところにある。(リバプール⇔マン島往復で£57〜)
《URL》http://www.steam-packet.com/SteamPacket/search
《Tel》+44 (0)8705 523 523 |
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マン島トラベル情報はここでキャッチ!
General
Tourism Enquiries
インターネットで、オフィシャルガイドブック閲覧も可能。メールでも様々な問合せを受け付けている。
《E-mail》tourism@gov.im
見どころ
もっとも有名なのは、毎年5月下旬から6月上旬にかけて行われるT.T Races(TTレース)というオートバイのレース。保存鉄道やマンクスキャットも有名。
バイカーの聖地 マン島TTレース T.T Races (=Tourist Trophy
Races)
毎年5月末から6月にかけて島の公道1周約60.368qを周回して行われるオートバイのレース。Practiceから本戦までの期間は約3週間。生活道路として利用されている公道を利用してのレースだから、ライダー達の走る様子をパブでビールを飲みながら、または公園で寝っ転がって間近で観戦できる。公道だからもちろん観戦料は、レースの出発/ゴール地点以外はほとんど無料。Hondaの創始者本田宗一郎氏もかつてこのTTレースに勝つことを目指しHonda二輪を成長させてきたことでも有名。近年のレース優勝者のマシンを見るとHonda、Yamaha、Suzukiなどと日本のモーターも検討しているだけあって日本のファンも多い。また選手として出なく、ツーリングでこの地に訪れる人も後を絶たない。TTウィークの日程は毎年微妙に異なる。尚、TT
Races期間中は混み合うため、宿泊施設やフェリーの予約は極めて困難。フェリーは1年前から予約もできるので、前もって予約しておいた方が無難。2007年は5/26-6/8の予定。
マン島T.T.
Racesのオフィシャルサイト
Amazonでオススメ本を買う。
和書 |
バイクの島、マン島に首ったけ。―出たとこ勝負のバイク旅・海外編
| Review
女性バイカーでモーターサイクルジャーナリスト小林ゆきさんがマン島TTレースの魅力を綴る。TTレースを知らない人にも分かりやすくTTレースを説明、マン島への行き方、期間中の過ごし方、ライダーとの出会いなど171ページの中にびっしり熱き思いを語る。(著)文庫本 171
p |
MURRAY'S MOTORCYCLE MUSEUM モーターサイクルミュージアム
TTレースで優勝したHondaのバイクをはじめとした120台以上のバイク展示、歴代のTTレースチャンピオンの写真やオートグラフなどバイクファン必見の地。本田宗一郎氏の写真もある。
《住所》Bungalow Corner, Mountain Road, Snaefell
《Tel》+44 (0)1624 613328
《開館》10th May to 3rd Oct 10.00 - 17.00 (extended times during race periods).
《料金》£3.00
《URL》ここをクリック
鉄道ファン必見の様々な保存鉄道
マン島には、鉄道ファンが涙を流して喜びそうな保存鉄道が今でも走っている。
Isle of Man Steam Railway ―1日4〜7便運行の蒸気機関車―
DouglasとPort Erin15.5miles(約25Km)を結ぶ蒸気機関車。シーサイドのマンクス(マン島人)の様子を垣間見つつ、鉄道の旅を楽しめる。イースターから10月までの運行で冬場はやっていないので注意。
Isle
of Man Steam Railway2005年夏のタイムテーブル
(2005/3/21-2005/10/30まで)
Manx
Electric Railway ―かわいい路面電車―
Douglas−Laxey−Ramsey間を約1時間15分かけて走る。
Manx
Electric Railway2005年夏のタイムテーブル
(2005/3/21-2005/10/2まで)
Snaefell Mountain Tram ―100年以上昔の登山電車―
Laxeyから標高2,036フィートのSeaefell山へと続くマウンテンレイルウェイ。所要時間約30分。山頂にはカフェもある。天気がよければ、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドが見渡せることも。イースターから10月までの運行で冬場はやっていないので注意。
Snaefell
Mountain Tram2005年夏のタイムテーブル
(10.15AM〜3.45PMまで定期運行、2005/4/25-2005/10/2まで)
※上記タイムテーブルは、予告なしに変更される場合があります。詳しい電車、蒸気機関車に関する問合せは以下に直接お問合せ下さい。
《住所》Transport Headquaters, Banks Circus, DOUGLAS
《Tel》+44 (0)1624 663 366
《E-mail》info@busandrail.dtl.gov.iom
関連ウェブサイト
Manx Museum マンクス博物館
マン島の歴史を知るにはよい博物館。Douglasの街の中心部にある。
《住所》Crellin’s Hill, Kingswood Grove, DOUGLAS
《Tel》+44 (0)1624 648000
《開館》Mon-Sat All year 10am-5pm. Closed Sundays.
《料金》Free
《URL》ここをクリック
Lady Isabella Laxey Wheel and Mines, Laxey
世界最大の水車レディイサベラ
Laxeyにある1854に建築された世界最大の木製の水車。コール(石炭)でもって水を汲み上げ水車を動かしていた様子が見て取れる。DouglasからLaxeyまでは前述のManx Electric Railwayで。Laxey駅から徒歩で行ける。
《住所》Wheel Hill, LAXEY
《Tel》 +44 (0) 1624 648000
《開館》25th March 2005 to October 2005. 10am-5pm
《料金》£3.00
《URL》ここをクリック
Accommodation
in Douglas
DouglasのオススメB&B
Adelphi Hotel(B&B)
《住所》15 Stanley View, Broadway, DOUGLAS
《Tel》+44 (0)1624 676591
《E-mail》carrlen@hotmail.com
《料金》£21/person〜
《URL》ここをクリック
元TTレーサーのオーナーが所有するB&B。
壁の色はちょっとtacky&センターからは少し歩くが、プロムナード沿いを散歩するにはよい。部屋はそんなに広くなく、シャワーもまあまあだが、住宅街の落ち着いた環境にある。廊下にはオーナーのかっこいい現役時代(?)のレースの写真やバイクもある。
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