キャラバンに泊まった!
イギリス・ウェストミッドランド地方にある、68平方キロメートルにも及ぶ広大な自然が広がるCannock
Chase(カノックチェイス)敷地内のキャラバンに1週間泊まった。
イギリスの短い夏を十分満喫出来る様、ベストシーズンの7月後半を選んだが、変わりやすいイギリスの気候だけあって天候の変化は一日の間でもめまぐるしい。
朝晩はかなり冷え込みヒーターをつけた。
キャラバンは様々な大きさのタイプがあるようだ。
自分が利用したタイプは2ベットルーム、リビングルーム、キッチンにバスルーム1つ。
マスターベットルームには、クイーンサイズのベットが1つ狭い部屋の大部分を占めていたが、その他に棚やクローゼットがあり充分に活用できる。
もう一方のベットルームには寝返りが打てない位のベットが二つ並んでいるが、ここもちゃんとクローゼットが付いている。
こんな小さいベット大きなイギリス人では脚がベットから出てしまうのではないかと勝手に心配してしまうが、家族で来て子供が寝るにはOKだ。
キャラバンの設備は思いのほか充実
リビングには壁2面に沿ってソファー、向かってテレビ、ビデオ、電気だが、暖炉まで置かれていてちょっとしたアットホーム的な雰囲気をかもし出している。
コーヒーテーブルの上には、Cannock Chaseに関する情報雑誌やマップまで用意されているので、滞在中の計画がしっかり出来る。
キッチンに揃っていないものは食料品だけであとはすべて完備されている。食料品さえ手に入れれば家庭料理もバッチリ作れる。実際、毎日朝からしっかり料理をして、キッチンは最大限に利用した。
パブに行くのも楽しいが、ローカルのストアーで食料を買って自分で作るのも中々良い。日本食こそ手には入らないが、現地の食材でイギリス人の食生活を体験するのも味がある。
敷地内にはテニスコート、インドア−プール、コインランドリーまで完備されている。
車は自分の泊まるキャラバンの所まで2台駐車出来るスペースが確保されている。
周りは大自然
キャラバンに泊まる魅力は何と言っても自然の中に自分を置く事だろう。朝、ちょっと早起きをして窓から外を眺めると、2メートル先には野生のシカの群れが朝食タイム中。こんな間近で野生の群れを見られるのは感動だ。
シカを刺激しないよう物音を立てずにカメラのシャッターをきるのは思いの他難しい。
このシカの群れは、よほどキャラバン付近の草がお気に入りのようで、毎朝この光景を目にする事が出来た。
もちろんこれはキャンパーが動き始めない早朝の時間帯のみの話。シカの他には野ウサギも遊びに来ていた。トレッキングコースも幾つかあるようなので、新鮮な空気を堪能しつつ森散策をすればもっと他の野生動物にも出会えるだろう。
雨が降ると信じられない大きさのミミズやナメクジが発生するからご用心あれ。
キャラバンはCannock Chaseには何箇所かあるようだ。
今回利用したのは、Silvertrees
Caravan Park
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Cannock Chase Tour(カノックチェイス)
1)キャラバンに泊まった!
2)乗馬体験
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