大英博物館
英国・ロンドンと言ったら大英博物館は要必見!
どんなに他に行きたい場所があっても、どんなに疲れて博物館に行く気がしなくても、ぜひ大英博物館には行って欲しい。
旅行先で現地の博物館に行ったけど期待外れだった、という経験をお持ちの方方も、この大英博物館は絶対行くべき。
タダでこれ程までの素晴らしい展示物を見られるのは世界中でここぐらいだろう。
とにかく広く、展示物の数も膨大で1日ではじっくり見て回ることはできない。
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コレクションは旧石器時代から近代の世界中から集められた物で、学校の教科書に載っていたかの有名な「ロゼッタストーン」も自分の目で見ることができる。
私がこの「ロゼッタストーン」を目の前にして頭に浮かんだのは、スタンリー・キューブリック監督の名作「2001年宇宙の旅」(原題名「a
space odyssey」)の冒頭シーンで、猿人類の前に空からズトーンと落ちてきた黒い石碑であった。
ロゼッタストーンの謎について考えると神妙な気持ちになってしまう。
また、「え、ここはギリシャ?」と思ってしまうのがアテネのパルテノン神殿の彫刻群。
よくもギリシャからここまで運んでこれたなあと感心してしまう程、ギリシャの神々や女神の彫刻や神殿の一部(これが結構大きい)が展示されている。
他のお勧めは、やはりエジプトのミイラ。
ミイラと実際に対面してみると、やはりこちらも神妙な気持ちになってしまう |
大英博物館には日本のコーナーもある。
そこで見つけたのが5つの古ぼけた木の作り物。
何でこんな物が大英博物館に?と思われがちだが、実はこれ「百万塔」。
日本では重要文化財クラスの代物だ。
百万塔とは、764年の恵美押勝の乱の後、称徳天皇が国家鎮護をのために作らせたもの。
100万基作らせたので、百万塔という。
また、塔の中には「陀羅尼」と呼ばれるお経が納められており、世界最古の印刷物の一つと言われてるが、お経は失われているケースも多い。
誰がこれの価値を知ってイギリスに持ってきたのだろう?と驚く。
ちなみについ驚いて写真を撮ってしまったが、撮影すると怒られるので気を付けよう。 |
館内にはカフェやレストランもあり、料金は安くはないが雰囲気は良いのでゆっくりくつろげる。
ショップもいくつかあり、ここでしか買えないかわいい物(例:ミイラのペンケース)も結構あるので、覗いて見ることぜひお勧めする。
British Museum
《住所》 Great Russell Street, London WC1 B 3DG
《開館》 10:00〜17:30
《休館日》 グッドフライデー、12/24〜26、元旦 |