Christmas
Day (25th December)
クリスマスのメインは、なんと言ってもクリスマスデー（12月25日）。 日本ではクリスマスイブからクリスマスデーにかけては大切な恋人と！という人が多いかもしれませんが、イギリスでは、多くのキリスト教国家と同様に、大半の人は家族と過ごします。子供達は、クリスマスデーの朝、クリスマスツリーの下に重なるクリスマスプレゼントを開けるのが何よりの楽しいイベントとなっています。
Traditional
Christmas Meal（クリスマスの伝統的な食事）
クリスマスデーに子供達がプレゼントを開け一通り楽しんだ後は、クリスマスディナー。ディナーといっても、ランチタイムに食べるのが常。
イギリスのクリスマスディナーのメインは、なんといっても「Roast Turkey」です。ターキー（七面鳥）のお腹に野菜やらいろいろな詰め物（Stuffed）をし、それをオーブンでグリルします。こんがり焼けたらそれにグレービーソース（Gravy
Sauce）やクランベリーソース（Cranberry Sauce）をかけ、ローストポテトなどを添え物にしてできあがり。クリスマスクラッカーを鳴らし、さあ召し上がれ！
ローストターキーでお腹が膨れたら更に、どすんと重い「Christmas Pudding」をデザートに食べます。クリスマスプディングは、昔はほとんどの家庭で作られていましたが、最近は市販の物を買う家庭が多いそう。スパイスをきかせたフルーツ（ナッツやプラム、レーズン、チェリー、アップル、キャロット）などを小麦粉、バター、卵、牛乳、ブランデーやリキュールなどと混ぜ合わせ、蒸し焼きにして熟成させます。熟成期間が長ければ長いほどおいしいそう。味は重めの蒸しパンみたい。カスタードクリームやブランデーバターなどのソースをかけて食べます。お酒好きの人は、食べる前に再度ブランデーをかけ、フランベする（火をつける）こともあります。クリスマスプディングの中には、シルバーのコインが隠されていて、そのピースが当たった人は、来年は幸運がもたらされるという言い伝えも！
☆Gordon Ramsayのローストターキーの作り方 イギリスBBC
（ゴードン・ラムゼイ氏はスコットランド人の人気シェフ。2005年７月には、東京潮留のコンラッド東京ホテル内にレストランをオープンしました！）
☆クリスマスプディングの作り方
イギリスBBC
Boxing
Day（26th December）
ボクシング・デーは、クリスマス・デー（25日）の翌日で、イギリスではこの日もBank
Holiday(国民の休日)です。遠い昔、中世の時代よりこのBoxing Dayはお祝いされていたと言われます。ボクシング・デーという名前の由来はBox（箱）から来ていると言われます。「クリスマスにも働かねばならない召使い達のために、雇い主が翌日家族に会いに行くための休暇を与え、クリスマスボックスを持たせた」という話と、「人々が教会に恵まれない人のためにボックスを用意し、その中にお金を集め、分け与えた」という説が最も有力なようです。
この日は、クリスマスと同様、イギリスでは家族と一緒にゆっくり過ごします。街も静かにクリスマスを楽しむという雰囲気で、ロンドンなどの大都市やインド系やキリスト教以外の方が経営するお店以外は、通常は休業か休日時間帯での営業がほとんど。
Christmas
Market(クリスマス・マーケット)
クリスマスマーケットと言えば、宗教色の濃いドイツやオーストリアを思い浮かべる人が多いのでは。イギリスでもAdventの時期にクリスマス・マーケットが各地で開かれています。街の中心地にクリスマスオーナメントを始め、キャンドルやプレゼントに最適な雑貨類や食品などのたくさんのストールが並び、見ているだけでも楽しくなります。
オススメマーケットプレイスをちょっとだけ紹介♪
1）
Lincoln Christmas Market(リンカーン)
イングランド中部のリンカーンのクリスマス・マーケットはヨーロッパ最大と言われてるだけあり、とにかく物凄い人！大聖堂の周辺で毎年12月初旬の数日しかやっていないけど、都合がつけば是非行って見て。
http://www.lincoln.gov.uk/
《Tel》+44 （0）1522 873213/873256
《E-mail》tourism@lincoln.gov.uk
2） Bath Christmas
Market(バース) （Tommieいち押しスポット！！）
古代ローマ遺跡（Roman Bath）で有名で、街全体が世界遺産に登録されている美しい街Bathで2001年から始まったマーケット。夜には、Bath
Abbeyから漏れる光と、ストールから放たれる光が何とも重厚な趣き。ただでさえ美しい街並みが、この時期は何ともメルヘンな雰囲気になります。
http://www.bathchristmasmarket.co.uk/
3） Edinburgh（エディンバラ）
スコットランドの首都エディンバラのクリスマス・マーケット（The German
Christmas market）は、11月24日、エディンバラ市長によるオープニングセレモニーにより盛大に開催される。12月24日まで。その後の新年を祝うホグマニーまでたっぷり余韻に浸れます。
http://www.edinburghschristmas.com/
4） Birmingham（バーミンガム）
ドイツフランクフルトマーケットが11月終わりからクリスマスの直前まで開いてます。本場ドイツフランクフルトから商人がやってきて、モールドワイン、ホットドッグ、クリスマスデコレーションなどを売ってます。
詳しくはこちら
Merry Christmas!！ Tommie
2 Dec 2005
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