観戦
全英オープンを観戦するには、事前もしくは当日にチケットを購入する必要がある。事前に購入予約する場合は、こちらのウェブサイトhttp://www.opengolf.com/ticketTravel/tickets.spsから日時、クレジットカード詳細などを入力して購入できる。値段は£15〜£45とあり、事前も当日もクレジットカードのみ受け付けられないので注意しよう。また、各旅行代理店でもゴルフ観戦ツアーやプレイツアーが用意されている。特に日本からスコットランドへは直行便が出ていないので、初めて行く人は少々割高でもツアーの方が安心だ。
全英女子オープン
全英オープンのあとは全英女子オープン(7月28−31日・英ロイヤル・バークデールGC)がやってくる。今大会に日本ツアーから出場する選手が決定した。宮里藍、不動裕理、米山みどり、服部道子、表純子が臨むことになり、横峯さくらは出場権を逃した。 大会への出場資格は、サントリー・レディース終了時点での賞金ランキング上位5人。そのうち、5位の福嶋晃子が欠場を表明したため、6位の表が繰り上がったが、7位の横峯は資格を得られなかった。残念・・。だがいまや女子ゴルフの人気は衰えを知らず、今大会でも女子プロフォルファーにはさらなる期待が注目されるだろう。がんばれ!
イギリスでゴルフをする
イギリスはゴルフの発祥の地。6月末〜7月中旬に全英オープンが開催されるとあって、この時期はイギリスゴルフシーズンのピークを迎える。8月を過ぎると寒さが増してくるが、秋は美しい紅葉とともにプレイを楽しむイギリス人が少なくはない。最近ではアイルランドでゴルフをするのが流行っているらしい。
イギリスのゴルフコースは大きく分けて4つのタイプがある。中でもリンクスコースとヒースランドコースはイギリス独特のコースなのでゴルフが堪能できるコースとなっている。
* リンクスコース:自然をそのままに生かしたもの。(セント・アンドリュースもリンクスコース)
* ヒースランドコース:リンスクコースとほぼ同様に自然の地勢を生かしたもの。ヒースが密集して生えるフィールドは難易度が高い。
* パークランドコース:池や林などのハザードを巧みに人工的に配したコース。
* ウッドランドコース:森林を利用したコース。
イギリスのフゴルフ場の多くがビジターを受け入れている。もちろん曜日や時間帯によっても制限のある場所はあるが。予約の仕方は簡単。プロショップに電話をして希望の日時を告げ、空き状態を教えてもらう。1人、または2人で行く場合には、他のパーティと一緒にされることもある。英国のコースでは、1ラウンド(One
Round)だけではなく、終日(One Day)の申し込みも可能。
予約金(Deposit)は、グリーンフィーの半額を小切手またはクレジットカードで支払うのが一般的。キャンセルによる予約金の払戻しはほとんど受けられないので気をつけよう。予約金支払い後、ゴルフ場からバウチャーが送付され、残金の精算は当日行う。注意したいのは、クラブを持参していない人には貸しクラブもあるが、一部の日系コースを除いて、クラブの状態はあまりよくないのが現状なので、面倒でも事前に準備したほうがベター。貸し靴はほとんどないので事前に準備する必要あり。
「ハーフ」はない?!
日本と違ってイギリスには「ハーフ」という概念はない。日本ではハーフを終えたら昼食、それから残りのハーフ、とする人が多いが・・。英国の大多数のゴルフ場は、コース途中に売店やトイレがないので、飲み物や食べ物などは事前に用意し、トイレも済ませておくことが重要です。
やっぱり天気
イギリスでは1日に四季があると言われているくらい天気が急激に変わる。特にイギリス北の方は雨や強風などが突然起こるため、計算してプレイをしようとしても90%狂ってしまうのが現状だ。過去の全英オープン、ダンヒルカップなどでもグリーンに落ちたボールがパッティングをする前に強風にあおられ、1メートル以上流される場合も多々あった。特にセントアンドリュースなど海に面しているコースでは海風の影響も受けることがあるので、注意しよう。天気によっても状況はかなり左右されるということをお忘れなく・・。
May 7/6 2005
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